REPORT:2022年12月25日 DEEP☆KICK 64
第1試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
駿希(BKジム) デビュー戦
vs
虎太朗(キックボクシングジム3K) デビュー戦
1 ROUND
デビュー戦同士の両者で興業がスタート
駿希、虎太朗が互いに右を一発ずつ当てあう。
駿希がパンチを中心に攻め、虎太朗は膝、ローと蹴りも織り交ぜ応戦。
2 ROUND
勝負に出た虎太朗が、右ストレート、ローと果敢に攻める。
それを捌いた駿希が、左ボディからの右オーバーハンドが虎太朗の側頭部を捉えダウン。
立ち上がった虎太朗だったが、ダメージ具合を見たレフェリーが試合をストップ
駿希が第1試合の役目を果たし、イベントに火をつけた。
〇駿希(2R36秒 TKO)虎太朗×
第2試合 第2試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R
竹市一樹(MA二刃会) 44戦18勝21敗5分 ※DEEP☆KICK-65kg 5位
vs
石田迅(LEGENDGYM) 5戦3勝2敗
1 ROUND
石田が蹴りで仕掛けると、その蹴りにパンチを合わせる竹市。
ロープに竹市を詰め、石田のストレートが竹市のアゴにヒット。
そのままラッシュをかけると崩れるように竹市がダウン。
倒れた竹市を見たレフェリーがノーカウントで試合を止めた。
×竹市一樹(1R1分46秒 TKO)石田迅〇
第3試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
大石健作(TEPPEN GYM) 4勝4KO6敗1分 ※DEEP☆KICK-63kg 1位
vs
奥山雅仁(OISHI GYM) 7戦6勝3KO1敗 ※DEEP☆KICK-63kg 3位
1 ROUND
現王者KENTAに敗れてからの再起戦に挑む大石の左ミドルで試合は開幕。
大石は左、奥山は右の蹴りを中心に試合を展開。
2 ROUND
大石がハイ、三日月、ローと奥山にヒットさせ試合をリード。
奥山も要所要所で右ストレートで大石の動きを止める。
ラウンド終盤に大石が飛び込んでの左ストレートで奥山の顎を跳ね上げた。
2回終了時点の採点は2名が20-20、1名が20-19で大石を支持。
3 ROUND
大石が左ストレート、右フック前蹴りと次々と奥山にヒット。
勢いに乗った大石が左アッパーに奥山の右がカウンターで捉えると一瞬動きが止まった大石だったが、冷静に対処すると、左ミドルを奥山に叩き込む、思わず顔をゆがめる奥山。
ラウンド終盤ポイントを取ったと確信したか、蹴りで距離は離しにかかる大石。
なんとか捕まえたい奥山が組んでの膝を放つと時間切れの鐘が鳴り響いた。
このラウンドのは3者ともに大石を支持し、再起戦を初の判定勝利で飾った。
○大石健作(3R 判定3-0 ※30-29,30-28,30-29)奥山雅仁×
第4試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
麻太郎(NJKF健心塾) 12戦7勝5敗 ※DEEP☆KICK-57.5kg 5位
vs
濱田祐生(山口道場) 9戦6勝3敗 ※DEEP☆KICK-57.5kg 3位
2 ROUND ※1Rは諸事情により観戦出来ず
濱田がグングンとプレスをかけ、上下にパンチを打ち分ける。
麻太郎もハイキック、左フックを当て、濱田の前進を止めにかかるが、膝蹴りにパンチを合わせらるなど苦しい展開。
2R終了時の採点では3者共に20-19で濱田を支持。
3 ROUND
後がない麻太郎がギアを一段あげ、猛追。
ミドル、アッパーで濱田に直撃させるも、濱田も負けじとアッパーで反撃。
ローにあわせ右を当て、右のオーバーハンドで麻太郎を仰け反らせることに成功。
濱田がペースを掌握し試合終了。
ランカー同士の一戦は濱田に軍配。
試合後マイクを持った濱田はタイトルマッチを要求した。
×麻太郎(3R 判定0-3 ※28-30×2,29-30)濱田祐生〇
第5試合 DEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
上村雄音(BKジム) 3戦3勝
vs
山川敏弘(Maynish KICKBOXING) 11戦5勝5敗1分 ※DEEP☆KICK-53kg 7位
1 ROUND
DEEP KICK初参戦、3戦全勝の上村が序盤からスピードで山川を翻弄。
コーナーに詰めてパンチをまとめ、思わず腰を落とした山川だったがこれはスリップと判断。
再開後も手を休ませずポンポンポンとパンチを集める上村。
2 ROUND
なんとかやり返したい山川だったが、上村の右をもらい思わず後ろを向いてしまう。
蹴りに活路を求めた山川、しかしその蹴りにも上村のカウンターで迎撃されてしまう。
このラウンドも支配され途中採点は3者とも20-18。
3 ROUND
判定では勝ち目がなくなり焦る山川とは反対にこれまでと同様距離を開け、適格にパンチをヒットさせる上村。
最後まで前にでて勝利を目指すも無念の時間切れに。
上村が全勝レコードを継続し、トーナメント決勝戦に進出。
〇上村雄音(3R 判定3-0 ※30-27×3)山川敏弘×
第6試合 DEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
KAZUNORI(T-KIX GYM) 34戦14勝(4KO)20敗 ※DEEP☆KICK-53kg 1位
vs
KING剛(ROYAL KINGS) 31戦17勝12敗2分 ※DEEP☆KICK-53kg 2位
1 ROUND
1位と2位の準決勝はドレッドスタイルで現れたKING剛が圧倒。
試合開始早々パンチを振り回す。
気をくれしたKAZUNORIがロープ際に下がった所に右ハイキックからの右オーバハンドが直撃しダウン。
なんとか立ち上がったKAZUNORIに襲い掛かるKING剛。
1R終盤大ぶりのパンチを振り回し、ガードをするのが精一杯のKAZUNORIを見てレフェリーがダウンを宣告。
最高の立ち上がりを見せたKING剛が2Rへ。
2 ROUND
勝負を決めに来たKING剛が全力のパンチ、蹴りをKAZUNORIに打ち込み、最後はKAZUNORIの右に右を合わせるカウンターで3回目のダウンを奪ったKING剛。
ダメージの深さを見たレフェリーが試合をストップ。
KING剛が決勝戦に進出。
×KAZUNORI(2R 2R52秒 TKO)KING剛〇
第7試合 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
KING TSUBASA(ROYAL KINGS) 19戦8勝2KO10敗1分 ※DEEP☆KICK-51kg 2位
vs
JIN CHOKE-DEE(楠誠会館) 6戦5勝1KO1敗 ※DEEP☆KICK-51kg 3位
1 ROUND
長身のJINが長い手足でジャブ、ロー、ストレートと飛ばし、KING TSUBASAを突き放しにかかる。
KING TSUBASAはうるさい手足を無視するかのように前進し、ロープに詰めたのを確認したかのようにJINの右に右フックをカウンターで炸裂。
糸が切れたかのように倒れたJINを見てレフェリーが急いでゴングを要請。
衝撃の1R決着でKING TSUBASAが決勝戦に駒を進めた。
〇KING TSUBASA(1R 2分20秒 TKO)JIN CHOKE-DEE×
第8試合 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
タネ♡ヨシキ(直心会) 9勝6KO10敗 ※DEEP☆KICK-51kg 5位
vs
一樹(Reborn kickboxing gym) 19戦7勝4KO12敗 ※DEEP☆KICK-51kg 6位
1 ROUND
過去2戦対戦し、1度も勝ち星のなかった一樹が気合充分の表情でタネと対峙。
ミドルキックをボディにヒットさせ、後の伏線となるカーフキックも炸裂させる。
一樹の蹴りにパンチを合わせるタネ。
一進一退の攻防の末1R終了。
2 ROUND
足にダメージがたまったきたの感じてか、ギアを上げて一樹を攻めるタネ。
何発かビックヒットを被弾したものの倒れることはなかった一樹が反撃。
タネの右足にカーフキックを連打。
何発かパンチを合わされたもののダメージで足を引きずるタネを見た一樹が振りかぶってカーフキックを放つとついにタネが崩れ落ちた。
ロープを掴みながら立ち上がったタネだったが陣営からタオルが投げ込まれ試合が終了。
一樹が3度目の正直を実らせ決勝戦へ。
×タネ♡ヨシキ(2R 58秒 TKO)一樹
第9試合 スペシャルエキシビジョン -LEGEND MATCH- 2分2R
階勇弥(Determination) 44戦23勝20敗1分 ※初代DEEP☆KICK -60kg王者
vs
fire仭士(more kickboxing studio) 32戦20勝12敗
第10試合 DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
鷹介(魁塾) 27戦11勝6KO16敗 ※DEEP☆KICK-55kg 1位
vs
力哉(BKジム) 16戦8勝3KO8敗 ※DEEP☆KICK-55kg 2位
1 ROUND
5年前に勝利してる鷹介がリング中心に居座り、力哉が回りながら試合を展開。
大きな動きはないが、鷹介がパンチを当てて試合を支配か。
2 ROUND
変わらずサークリングをしながらローを集める力哉。
アッパーをヒットさせる場面を作るも、要所要所で鷹介の右に捕まる苦しい展開。
途中採点は20-19が2者、20-18が1人と鷹介を支持。
3 ROUND
意を決した力哉が勝負に。
ミドル、アッパーと打ち込む。
鷹介もそれに応戦。
左右のボディブローで力哉の体が衝撃で波打つ。
じわじわと鷹介のペースになり、試合が終了。
判定勝利と返り討ちをものにした鷹介がタイトル挑戦権を獲得。
〇鷹介(3R 判定3-0 ※30-28×2.30-27)力哉×
第11試合 DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET) 45戦24勝8KO19敗2分 ※第2代DEEP☆KICK-57.5kg王者
vs
KING龍蔵(ROYAL KINGS) 10戦5勝3敗2分 ※DEEP☆KICK-57.5kg 1位
1 ROUND
高校生KING龍蔵が勢いよくパンチを出し、王者を牽制。
宮崎の左ミドルに左フックを合わせ、尻餅をつかせるもこれはスリップの裁定。
恥をかかされたお返しとばかりに宮崎の右ハイからの右ストレートが炸裂、腰から砕け落ちるKING龍蔵。
なんとか立ち上がるも同様を隠せないKING龍蔵に襲い掛かる王者宮崎。
ダメージのある若き挑戦者にフルスイングのパンチを振るう。
間一髪でかわし、隙を見てパンチを見せるKING龍蔵だが前進をやめない宮崎。
最後は宮崎の左フックがKING龍蔵のテンプルに直撃。
力なく倒れたKING龍蔵をレフェリーが救出し試合が終了。
宮崎が格の違いを見せつけ2度目の防衛に成功。
〇宮崎就斗(1R 2分53秒 TKO)KING龍蔵×
第12試合 DEEP☆KICK-63kgタイトルマッチ 3分3R
KENTA (HAYATO GYM) 16勝6KO4敗1分 ※第4代DEEP☆KICK-63kg王者
vs
足利也真登(FightClubRush) 37戦21勝11KO15敗1分 ※DEEP☆KICK-63kg 2位
1 ROUND
初っ端から両者ともガード度外視の乱撃戦を展開。
KENTAの蹴り足を捉えた足利だったがそんのお構いなしとばかりにパンチを打ちまくるKENTA。
王者、挑戦者共に顔面にパンチを交換するド迫力の1Rが終了。
2 ROUND
このラウンドも初回と変わらず両者ともにフルスロットル。
どちらかが蹴りを出せば蹴りを返し、パンチを出せばパンチを返す肉弾戦。
その中でも段々とKENTAのフィジカルが上回りはじめる。
途中採点は20-20が2名、20-19が1名KENTAを支持するもまだまだ勝負の行方は分からず。
3 ROUND
ラウンド開始早々右と右の相打ち。
ここで効いたのは足利。
思わず下がってしまい、そこを見逃さなかったKENTAが猛追。
右のビックヒットを何発も足利に見舞い、完全に流れを掌握。
足利も降りの大きいKENTAの隙をつきハイキックなどを見せるも完全に無視し前進するKENTA。
残り時間も少なくなり、KOを目指すKENTAと耐える足利。
最後にKENTAが渾身のハイキックを放つもこれは空を切り試合終了のゴング。
タフマンコンテストを制したKENTAが初防衛に成功。
〇KENTA(3R 判定3-0 ※30-29×2,30-28)足利也真登×
第13試合 DEEP☆KICK-65kgタイトルマッチ 3分3R
木村ケルベロス颯太(NJKF心将塾) 14戦10勝2KO4敗 ※DEEP☆KICK-65kg王者
vs
竹内皇貴(チームドラゴン) 24戦15勝5KO9敗 ※DEEP☆KICK-65kg 1位
1 ROUND
血のクリスマス
そう冷たく言い放った木村。
入場し終えた両者はロープにもたれかかり相手を睨みつけ臨戦態勢。
熱戦続きのイベントに観客も大盛り上がりの中DEEP☆KICK2022年最終戦開始の鐘が鳴り響く。
木村のローからスタート、ジャブを数発交換し、竹内のミドルに木村がストレートを合わせ場内がどよめく。
これでペースをつかんだ木村はジャブ、ストレート、ボディと面白いように竹内に着弾させ、嫌がって懐に入ってきたテンカオで迎撃するなどし、1Rが終了。
完全に竹内を飲み込んだ木村が手を上げ自陣に戻った。
2 ROUND
ロングレンジからはミドル、ジャブで突き放され、接近すると膝を突き立てられ成すすべのなくなってきた竹内。
木村の左インロー、それに合わせ竹内が右を合わせる素振りを見せると左足を戻しながらサウスポーにスイッチした木村の右フックがカウンターでヒット。
倒れた竹内を見下ろす木村、急いでダウンカウントを取るレフェリー。
再開後も膝、ローと引き付け最後は打ち下ろしの右ストレートで竹内を切って落とした。
圧巻の内容で初防衛を果たした王者はRISE-65kgの制圧を宣言した。
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